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オーデマ ピゲが「ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン」日本限定2モデルを発表

オーデマ ピゲは、長きにわたる日本との絆を記念し、「ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン」の日本限定2モデルを本数限定で発表した。日本限定の2モデルは、銀座、名古屋、大阪のオーデマ ピゲ ブティックと、YOSHIDA 東京本店のみでの販売となる。前作のTiケースでブルーグレーの文字盤(限定30本/完売)より200万円ほど高額だが、こちらはケースもブレスレットも18KWG製だ。ダイヤモンドもバゲットカットを使用した贅沢な仕上がりである。



トゥールビヨンから放射状に広がるサンバーストの「エヴォルティブ タペストリー」模様
オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン」41ミリ
ふたつの日本限定モデルには、約70 時間のパワーリザーブを備えた自社製の手巻きCal.2924が搭載された。パワーリザーブ表示はムーブメントの裏面、10時位置に配置され、トランスパレントバックから確認可能。わずか4.46ミリという薄さを誇る薄型の複雑ムーブメントだ。


傑出した仕上げを持つ自社のキャリバー2924
 本作が搭載するのは、手巻きトゥールビヨンのCal.2924。既存のトゥールビヨンをベースに、ダイヤルのギヨシェ装飾を連想させるコート・ド・ジュネーブ仕上げが、トゥールビヨンキャリッジを起点として放射状に施される。放射状のコート・ド・ジュネーブは非常に難しいため、採用するメーカーは現在希だ。他にも、サーキュラーサテン仕上げやサンドブラスト仕上げ、手作業で丸められた面取りなど、高級機らしい手間ひまをかけた、古式ゆかしい仕上がりが見て取れる。注目すべきはキャリッジを抑える表と裏面のブリッジ。幅の広いスチールパーツに完璧なブラックポリッシュを施している。

極めて難しい、手作業で施す放射状のギヨシェ装飾
 サテン仕上げとポリッシングが精緻な手仕上げで表面に交互に施された18Kホワイトゴールド製のケースとブレスレットを備えた、限定20本のモデル。6時位置のトゥールビヨンケージから放射状に広がるサンバースト仕上げを施した「エヴォルティブ タペストリー」模様のスモークグレーダイヤルを採用。手作業で施すギヨシェ装飾を、放射状に仕上げるのは極めて難しい。スモークグレーカラーが、18KWG製のアプライドインデックスと蓄光塗料が施された針、ロジウムカラーのトゥールビヨンとトゥールビヨンキャリッジを鮮やかに引き立てる。



手巻き(Cal.2924)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間パワーリザーブ。18KWGケース&ブレスレット(直径41mm、厚さ9mm)。50m防水。日本限定20本。1790万円(税別)


放射模様を引き立てる32個のバゲットダイヤ
 限定10本の本作は、ベゼルに32個のバゲットカットダイヤモンド(計2.85ct)をセットすることで、ポリッシングが施された八角形のベゼルを際立てたもの。バゲットのセッティングも、ムーブメントやダイアルの装飾に同じく放射状である。加えて、18KWG製のアプライドインデックスと蓄光塗料が施された針、ロジウムカラーのトゥールビヨンとトゥールビヨンキャリッジがこの対照を引き立たせる。



手巻き(Cal.2924)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間パワーリザーブ。18KWGケース&ブレスレット(直径41mm、厚さ9mm)。32個のバゲットカットダイヤモンドがセッティングされたベゼル。50m 防水。日本限定10本。2270万円(税別)