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2021新作 メティエ・ラール®の卓越したジェムセッティングの技にスポットライトを当てた、ジャガー・ルクルト「レベルソ・ワン・コルドネ・ジュエリー」


2021年の新作としてジャガー・ルクルトより、ジェムセッターの才能と複雑機構における優れた技術力を組み合わせ、女性らしい華やかさに満ちた新たな表現をレベルソ コレクションに加えた「レベルソ・ワン・コルドネ・ジュエリー」が発表されました。



1931年にレベルソが誕生したとき、そのエレガントなアールデコ調のラインに宿る女性らしい魅力が瞬く間に明らかになり、すぐに複数の新デザインが、特に女性のために製作されました。ジラール・ペルゴそれから数十年間、ジャガー・ルクルトは高級時計製造の基準と装飾的な技巧を融合し、レベルソの女性らしい側面を探求し続けています。

 レベルソの反転式ケースは、時計製造においてユニークな芸術を表現するキャンバスであり、 ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール®(希少なクラフツマンシップ.工房)の職人たちに装飾芸術の技巧を凝らす機会を与えます。

 レベルソ・ワン・コルドネ・ジュエリーのために、ジャガー・ルクルトはジェムセッターの才能と複雑機構における優れた技術力を組み合わせ、女性らしい華やかさに満ちた新たな表現をレベルソ コレクションに加えます。

 ジャガー・ルクルトは、1930年代の何本かのレディスウォッチにコルドネブレスレット(「細い紐」の意味)を採用していました。このシンプルなブラックの紐―時計のブレスレットの「小さなブラックドレス」―は、アールデコ時代の洗練されたエレガンスを体現しており、1933年に初めて レベルソに採用されたときほどにその精神を体現するものはありません。



2021年、レベルソ・ワン・コルドネ・ジュエリーは、輝かしいスタイルの美しい組み合わせを再解釈し、シンプルなコードブレスレットをしなやかなゴールドとダイヤモンドの編み込みに変身させ、ダイヤモンドが隙間なくセッティングされたデュエットのケースと組み合わせました。

 特に女性のためにデザインされたこの反転式ケースのデュエットは、異なる2つのダイヤルを備えます。手巻ムーブメント、ジャガー・ルクルト製キャリバー844では、それぞれのダイヤルの針を同時に反対方向へ回転できます。

 レベルソ・ワン・コルドネ・ジュエリーの表ダイヤルは、複数の層で構成されています。麗しいゴールドのアラビア数字がホワイト・マザー・オブ・パールのベースに植字され、ダイヤモンドをセッ ティングしたブラケットが囲みます。中央は、ゴールドで囲まれた幾何学的な模様から、パヴェセッティングで敷き詰められたダイヤモンドが輝きを放ちます。裏ダイヤルは非常に対照的です。オニキスの背景にダイヤモンドをセッティングしたゴールドの「サンビーム」が中央から放射状に広がり、アワーマーカーを形成します。

グランドセイコー(GRAND SEIKO)おしゃれで使いやすいレディース腕時計を見つけよう!

「グランドセイコー」は、日本を代表するウォッチブランド「セイコー」の高級ライン。最高峰の年差精度を追求したクオーツ式腕時計や、機械式とクオーツ式を組み合わせた第3のムーブメント「スプリングドライブ」を搭載した腕時計は特に有名です。

ムーブメントの開発から時計の組立、出荷までを国内の自社工場で一貫して行っているのもポイント。日本製の高級腕時計を探している方におすすめのブランドです。

余計な装飾を省いたミニマルなデザインが魅力の高級腕時計です。ケースやベルトの素材には、18Kホワイトゴールドを採用。ホワイトゴールドは控えめながらも上品な光沢を備えており、スーツはもちろんドレススタイルにも違和感なくマッチします。

ムーブメントには年差±10秒という精度を誇る同ブランド独自のクオーツムーブメントを採用。風防ガラスには内面無反射コーティングを施したサファイアガラスを使用しており、直射日光の下でも良好な視認性を保てます。

防水性能は10気圧防水。シンプルなデザインで、ビジネスシーンやフォーマルシーンでも気兼ねなく着用できる高級腕時計を探している方におすすめです。


動力は機械式のゼンマイながらも、クオーツ式と同じ制御システムを取り入れた「スプリングドライブ」を搭載した高級腕時計です。平均月差±15秒という高い精度を備えているため、正確さを求められるビジネスシーンでも活躍します。

きめ細やかな模様があしらわれたホワイトの文字盤も魅力。また、ステンレスケースやベルトは丁寧に磨き上げられており、上品な光沢を楽しめます。スーツに合わせやすく、ビジネスシーンで着用しても嫌味にならない、おすすめの高級腕時計です。

ワケがわからないほどメカメカしい面構えの腕時計に男が惹かれるワケ

時計愛好家には技術者や科学者といった理系が多い。未知への旺盛な好奇心とともに、最先端の技術にも関心が高く、常に冷静かつ理性的に物事に対処する。

だが一方で、問題については独自の仮定と検証を繰り返し、自身が納得しなければ、同調圧力にも屈しない頑固さを併せ持つ。そんな男にとって名刺代わりになる7つの腕時計をご覧いただこう。

凝縮されたオリジナリティと技術力
HARRY WINSTON
ハリー・ウィンストン/HW アヴェニュー・デュアルタイム オートマティック


ザリウムケース、縦53.8×横35.8mm、自動巻き。255万円/ハリー・ウィンストン 0120-346-376 ベスト3万3000円、シャツ2万5000円/ともにジャンネット(トヨダトレーディング 03-5350-5567)
ハイジュエラーとして名高いハリー・ウィンストンは、ウォッチメイキングの分野においても高い技術とオリジナリティを発揮している。宇宙工学や高度医療分野で用いられる素材、ザリウムは軽量性や摩耗耐性、酸化耐性に優れ、チタンより硬く、アレルギー性も低い。ガンメタカラーからはインダストリアルな先進性が漂う。左右で異なる表情が同居するフェイスは、スケルトナイズされた右(3時位置)側では昼夜表示を備えたホームタイムを、左(9時位置)側では3つのスリットを赤い時針がリレー状に移動するローカルタイムを示すのだ。



カーボンTPTケース、縦49.94×横44.5mm、自動巻き。2130万円[予価]/リシャールミルジャパン 03-5511-1555
マクラーレン・オートモーティブとのコラボレーション第1弾は、マクラーレンカラーであるオレンジを纏った究極のモデルだ。ベゼルとケースバックは、厚さ45ミクロン以下のシリカ繊維を45度ずつずらしながら積み重ねて特殊な機械で製造されたクオーツTPTを、カーボンTPTの層の間に挿入。ロレックス腕時計ラクマそこから加熱と圧縮を加えて完成させたものだ。プッシャーはヘッドライト、ベゼルのチタンパーツは吸気ダクト、リュウズはホイールをイメージ。



チタンケース、47mm幅、手巻き。1572万円/オフィチーネ パネライ 0120-18-7110
ひと目でパネライとわかる個性的なケースの製作に、このたびは最新鋭の3Dプリンターを導入した。直接金属レーザー焼結方式と呼ばれ、粉末状のチタニウムを使用したファイバー光学レーザーにより3Dのオブジェクト層を形成する。


※上の画像はイメージです。
これにより、従来では成し得なかったケースの中空構造を実現。スチールに比べて約40%の軽量を誇るチタンのさらなる軽量化を実現したのだ。スケルトン文字盤にはトゥールビヨンと昼夜表示付きGMT、6日間のロングパワーリザーブを備える。

「コルム」のCEOに聞いた、時計界に名を残した名作たちのウラ話

創業以来、独創的なデザインの腕時計を発表し続けてきたコルム。2017年9月にCEOに就任したジェローム・ビアール氏に、このユニークなウォッチブランドの歴史と、今後の方向性について聞いた。

コルムとは?
1955年、スイスのラ・ショー=ド=フォンにてルネ・バンヴァルトが創業した時計ブランド。ブランド名は「議決に必要な絶対多数」という意味のラテン語“quorum”に由来。インデックスを国際海洋信号旗で表現した「アドミラル」のほか、「コインウォッチ」「ゴールデンブリッジ」「バブル」という4つのアイコンウォッチをラインナップ。“CRAFT YOUR DREAMS”をモットーに革新的な時計作りを続けている。

「“唯一無二であること”を継承していきます」



CEO ジェローム・ビアール氏。1963年、フランス・アヴィニョン生まれ、スイス・バーゼル育ち。リシュモン社にてヴァシュロン・コンスタンタンおよびカルティエの営業・マーケティング責任者として16年勤務し、時計業界において計25年間のキャリアを誇るエキスパートである。2017年9月、中国のウォッチディストリビューター、シティチャンプ・ウォッチ&ジュエリー社の欧州時計部門CEOに就任。コルムとエテルナの2ブランドの業務執行全般を統括する。趣味はテニスとスキー。5人の子供を持つ父親でもある。
コルムといえば時計好きには「アドミラル」が知られている。12角形のベゼルに国際海洋信号旗のインデックス。1957年から2003年まで開催された英国のヨットレース「アドミラルズカップ」に敬意を表し作られた腕時計だ。ただこの時計を知る人のなかでも、ブランドの背景まで詳しく知る人はそう多くないだろう。来日したCEOのジェローム・ビアール氏に、改めてブランドの歩みを伺った。

「創業者ルネ・バンヴァルトは“高い技術を、独創的な方法で”と考えていました。腕時計における高度な技術は、えてして古色蒼然としたデザインで表現されることが多いもの。それを積極的に変えていこうという当時のメッセージは、今も受け継がれています」。

その“独創的な方法”は、ブランドの4つのコレクションを見れば明らかだ。「アドミラル」を筆頭に、「コインウォッチ」「ゴールデンブリッジ」「バブル」の各モデルは、それぞれがまるで別のブランドの時計であるかのような、まさに独創的なデザインである。

「1960年に防水機能を持つスクエアモデル“初代アドミラルズカップ”を発表。その後’64年に、ケースに本物の20ドル金貨を用いた“コインウォッチ”を発表します。当時の腕時計作りにはなかったユニークなアイデアであり、薄く柔らかな金貨をスライスするには高度な技術を要します。このモデルは歴代のアメリカ大統領たちが愛用(※1)したこともあり、一躍ブランドを代表する存在となりました」。

ムーブメント製造においても時計界に名を残す名作がある。それが’80年に発表された「ゴールデンブリッジ」だ。

「当時の著名な独立時計師のひとり、ヴィンセント・カラブレーゼの提案によって生まれました。ロレックス腕時計ラクマ狙いは“ムーブメントが主役になる時計”。輪列をあたかも橋のように直線的にデザインし、文字盤を省略することで機械の心臓部にスポットを当てました。これにより自社製造ムーブメントの分野でも存在感を示すことができたのです」。

’83年には「初代アドミラルズカップ」のデザインを一新し、12角形ベゼルの「アドミラル」をリリース。その後、アートコレクターとしても知られるサヴァリン・ワンダーマンがブランドオーナーとなった2000年に、前代未聞の新作を発表する。半球状の風防にスカルモチーフのダイヤルを持つ「バブル」だ。形状の独創性もさることながら、高級腕時計で初めてスカルをデザイン(※2)したことで話題をさらった。

「その後’10年代、ワンダーマン氏の資本から離れて苦しい経営を強いられました。しかし現在、業績は回復傾向にあります。危機を乗り越えることができたのは、“高い技術を、独創的な方法で”という創業時の理念を具現する4つのコレクション、“コルム4兄弟”があったから。そのオリジナリティは今、世界のマーケットで確かな存在感を発揮し始めているのです。コルムは常に開拓者であって、ほかの真似をするブランドではありません。“唯一無二であること”を継承し、再び新たな時代を構築したいと考えています」。