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日常を特別に彩る、ルクルト、フランク、ゼニスの定番&新作腕時計

PREMIUM BRAND × DAILY STYLE
Time is Beautiful 〜日常にある、プレミアムな時間〜
“いい時計”というのは、着けていることで時間そのものも特別にしてくれる。そんなスペシャルなタイムピースを腕に据え、さて、今日はどこに行く?

JAEGER-LECOULTRE
ジャガー・ルクルト
JAEGER-LECOULTRE POLARIS CHRONOGRAPH
ジャガー・ルクルト ポラリス・クロノグラフ



K18PGケース、42mm径、自動巻き。264万5000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833
1968年に作られた傑作ダイバーズウォッチ「メモボックス・ポラリス」に着想を得た新コレクション「ジャガー・ルクルト ポラリス」。

そのクロノグラフモデルをカジュアルに楽しむ。伝統をアレンジしてモダンを生み出す手法は、どこかジャズを思わせる。

長い歴史と確かな技術を築いてきたブランドならではのクリエイション。ピンクゴールドのケースに茶のアリゲーターストラップが織りなすエレガンスが普段着をプレミアムに彩る。

REVERSO CLASSIC MEDIUM THIN
レベルソ・クラシック・ミディアム・スリム


SSケース、縦40.1×横24.4mm、手巻き。58万5000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833
時代やトレンドといった外的要因に影響されず、変わらない美しさを放つ「レベルソ」。

言わずと知れた角型腕時計の代表で、1931年の誕生以来、ほぼ変わらぬ姿で21世紀に暮らす我々を魅了する。こちらはそのクラシックモデル。

精緻な自家製ムーブメントはもちろん、ダイヤルのギョーシェ彫りやケースのゴドロン装飾など、繊細な味付けが奏でるハーモニーに息をのむ。未来永劫、これが価値ある時を刻むことは間違いない。

FRANCK MULLER
フランク ミュラー
LONG ISLAND PETIT PASTILLE
ロングアイランド プティ パスティーユ


K18PGケース、縦25×横18mm、クオーツ。125万円/フランクミュラーウォッチランド東京 03-3549-1949
女性が着けたのは、人気の「ロングアイランド」コレクションの新色。

シャンパンカラーのダイヤルにはビザン数字のインデックスが躍るように配置され、その中央でダイヤモンドが煌めく。オレンジのクロコダイルベルトとともに快活さを思わせる。

ケースは曲面フォルムのカーベックス形状で、華奢な女性の手に優しくフィットする。太陽の下、アクティブに出かける日によく似合うのは見た目だけではない。

VANGUARD CHRONOGRAPH
ヴァンガード クロノグラフ



SSケース、縦53.7×横44mm、自動巻き。185万円/フランクミュラーウォッチランド東京 03-3549-1949
例えば家族でドライブへ。そんな休日はスポーティな1本を迎えて気分を上げる。

ブランドのアイデンティティであるトノウ カーベックスを進化させた「ヴァンガード」は、ラグをなくし、ベルトと一体化させたケースが特徴。そのベルトはクロコダイルレザーとラバーが貼り合わされており、暑い時季にうれしい仕様となっている。

立体的なインデックスは視認性も高い。休日の“タイムキーパー”としての父親の役目も、しっかり果たせそうだ。

ZENITH
ゼニス
DEFY EL PRIMERO21
デファイ エル・プリメロ21



SSケース、39mm径、自動巻き。54万円/ゼニス 03-5524-6420
シャツにプレスをかける。ヒゲを剃る。身だしなみを整えて手に入れる、シュッと背すじを伸ばす快感。それと同じような凛とした魅力を「エリート」は持つ。

なかでもクラシックシリーズは最もシンプルな三針モデルで、ブルーダイヤルにはクラシカルなバーインデックスとスターアイコンが控えめに輝く。

そして、着けていることを意識させないほどに薄く仕上げたウルトラスリムケース。“美しい”という言葉がこれほど似合う時計もそうそうないと思うのだ。

ブライトリングの「アビエーター 8」に新モデル登場

歴史的なイギリス製航空機をたたえる新作「アビエーター 8 モスキート」
「アビエーター 8」は、ブライトリングが1930〜40年代にユイット・アビエーション部門で設計していたオンボードクロックの特徴と、"コ・パイロット"ことRef.765 AVIのデザインを色濃く受け継いだコレクション。新たに加わる限定モデルは、第二次世界大戦で活躍したイギリスの木造の航空機「デ・ハビランド モスキート」にオマージュを捧げたモデルだ。



ブライトリング「アビエーター 8 B01 クロノグラフ 43 モスキート」
自動巻きCal.01。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径43mm、高さ13.97mm)。100m防水。予価85万円(税別)。
「デ・ハビランド モスキート」は木造によって軽量・高速化を実現しつつも爆弾を搭載できたほか、偵察機など様々な用途に適応し、「木造機の奇跡」と呼ばれた。「アビエーター 8 モスキート」のベゼルのダークな色調は夜間飛行を彷彿とさせ、針にあしらわれたレッドとオレンジは、機体のマークを想起させる。



当時の世界で抜群の速度を誇った「デ・ハビランド モスキート」
 時分針には畜光塗料が塗布され、暗闇でも時刻が読み取り易くするなど、アヴィエーションウォッチらしく視認性が高められている。また、ダイアルの4時位置と5時位置の間には日付窓を配置。これによってインダイアルやインデックスとは被らないため、計時の妨げとはならない。自社開発キャリバー01をサファイアクリスタル製のケースバックから眺めることができる。

希少なタヒチ産マザーオブパールを用いたブレゲ 「クラシック9065」

ロマンチックな夢想へ誘うブレゲ「クラシック9065」
 初めて発表された新しい「クラシック9065」は、強く虹色の光沢を放つタヒチ マザーオブパールダイヤルを備え、ブレゲのクラシックスタイルを情熱的なタッチで表現している。リュウズにセットされたルビーの鮮やかな赤に呼応した朱色の色調が、作品に温かみを添える。

世界でわずか28本のブティック限定商品
ブレゲ「クラシック9065」
 秒針のゴールドに組み合わされた赤い小さなハートが、時の流れを刻む。日付はガーネット色をバックにした窓枠にクリーム色の数字で表示され、赤いモアレサテンストラップが光るタイムピースが引き立っている。ウブロ 時計 レディースさらに88個のブリリアントカット・ダイヤモンドがローズゴールドの薄型ケースのベゼルとストラップのラグにきらめき、輝きはいや増すのだ。


自動巻き。25石。28,800振動/時。18KRGケース(直径33.5mm)。ベゼルとラグにブリリアントカット・ダイヤモンド88 個(約0.606 カラット)。リュウズにルビーのカボション。サファイア・ケースバック(透明裏蓋)。30m防水。3,100,000円(税別)
ロマンティックなハートモチーフのセコンド針
 3時位置に設置されたローズゴールド製の窓枠と日付表示は、繊細で割れやすいマザーオブパールをレーザーで刳り貫くブレゲの確かな技術力を証明している。ローズゴールド製のブレゲ針と、ハートのモチーフが付けられたセンターセコンド針はオーナーの心を豊かでロマンティックな状態に導いてくれるだろう。

1783年に考案された「アップルハンド」と呼ばれるブレゲ針
ブレゲの「クラシック」コレクションは、18世紀に生まれた最も古典的なブレゲのデザインコードにインスピレーションを得ている。ブレゲのコレクションは、王妃マリー・アントワネット、ナポレンの妹カロリーヌ・ボナパルト、さらにはジョゼフィーヌ皇后やマリー・ルイーズ皇后など、ヨーロッパで最も権力のある名高い顧客を魅了してきた。その後、時を経てもなおブレゲの成功は色褪せず、スペイン女王マリア・クリスティーナ、イギリス女王ヴィクトリア、タレーラン公爵夫人アンナ・ゴールドなどの王侯貴族たちも、ブレゲのタイムピースを選択してきたのだ。

オーデマ ピゲが「ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン」日本限定2モデルを発表

オーデマ ピゲは、長きにわたる日本との絆を記念し、「ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン」の日本限定2モデルを本数限定で発表した。日本限定の2モデルは、銀座、名古屋、大阪のオーデマ ピゲ ブティックと、YOSHIDA 東京本店のみでの販売となる。前作のTiケースでブルーグレーの文字盤(限定30本/完売)より200万円ほど高額だが、こちらはケースもブレスレットも18KWG製だ。ダイヤモンドもバゲットカットを使用した贅沢な仕上がりである。



トゥールビヨンから放射状に広がるサンバーストの「エヴォルティブ タペストリー」模様
オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン」41ミリ
ふたつの日本限定モデルには、約70 時間のパワーリザーブを備えた自社製の手巻きCal.2924が搭載された。パワーリザーブ表示はムーブメントの裏面、10時位置に配置され、トランスパレントバックから確認可能。わずか4.46ミリという薄さを誇る薄型の複雑ムーブメントだ。


傑出した仕上げを持つ自社のキャリバー2924
 本作が搭載するのは、手巻きトゥールビヨンのCal.2924。既存のトゥールビヨンをベースに、ダイヤルのギヨシェ装飾を連想させるコート・ド・ジュネーブ仕上げが、トゥールビヨンキャリッジを起点として放射状に施される。放射状のコート・ド・ジュネーブは非常に難しいため、採用するメーカーは現在希だ。他にも、サーキュラーサテン仕上げやサンドブラスト仕上げ、手作業で丸められた面取りなど、高級機らしい手間ひまをかけた、古式ゆかしい仕上がりが見て取れる。注目すべきはキャリッジを抑える表と裏面のブリッジ。幅の広いスチールパーツに完璧なブラックポリッシュを施している。

極めて難しい、手作業で施す放射状のギヨシェ装飾
 サテン仕上げとポリッシングが精緻な手仕上げで表面に交互に施された18Kホワイトゴールド製のケースとブレスレットを備えた、限定20本のモデル。6時位置のトゥールビヨンケージから放射状に広がるサンバースト仕上げを施した「エヴォルティブ タペストリー」模様のスモークグレーダイヤルを採用。手作業で施すギヨシェ装飾を、放射状に仕上げるのは極めて難しい。スモークグレーカラーが、18KWG製のアプライドインデックスと蓄光塗料が施された針、ロジウムカラーのトゥールビヨンとトゥールビヨンキャリッジを鮮やかに引き立てる。



手巻き(Cal.2924)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間パワーリザーブ。18KWGケース&ブレスレット(直径41mm、厚さ9mm)。50m防水。日本限定20本。1790万円(税別)


放射模様を引き立てる32個のバゲットダイヤ
 限定10本の本作は、ベゼルに32個のバゲットカットダイヤモンド(計2.85ct)をセットすることで、ポリッシングが施された八角形のベゼルを際立てたもの。バゲットのセッティングも、ムーブメントやダイアルの装飾に同じく放射状である。加えて、18KWG製のアプライドインデックスと蓄光塗料が施された針、ロジウムカラーのトゥールビヨンとトゥールビヨンキャリッジがこの対照を引き立たせる。



手巻き(Cal.2924)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間パワーリザーブ。18KWGケース&ブレスレット(直径41mm、厚さ9mm)。32個のバゲットカットダイヤモンドがセッティングされたベゼル。50m 防水。日本限定10本。2270万円(税別)

真夜中にギラリ個性を放つ、ロジェ・デュブイ「エクスカリバー ブラックライト」

シリアル イノベーターを自称するロジェ・デュブイが、またしてもレアなタイムピースを発表した。夜空にそびえるきらびやかな摩天楼、熱気に満ちた都市の息吹を、アートフルな感性で個性的なウォッチに表現した。誇張を恐れず傲岸とも見える自信を持ってリリースされた、ハイパーオルロジュリーが、この「エクカリバー ブラックライト」だ。

熱気に満ちたアジアの夜を表現
 香港、シンガポール、北京の夜空のようにバイブレーションが光を織りなす不夜城、まばたくネオンのきらめきの中に創造性とイノベーション、想像力が自由に羽ばたく。そんな都市の雰囲気を象徴する「エクカリバー ブラックライト」。これらの都市のように、エクカリバー ブラックライトは夕暮れになると変化を遂げる。昼間はデリケートで上品な白、黒、グレーに身を包んでいるが、夜になるとキャリバーとフランジが別世界の万華鏡のようにきらめきを放つ。都市をまばゆく輝かせるネオンのように、「エクカリバー ブラックライト」はアーティスティックなテクノロジーで何にも似ていない個性を放つのだ。



8本だけのブティック販売のみに限ったエクスクルーシブな限定シリーズ「エクカリバー ブラックライト」は、香港最後の手作りネオン職人の一人、Wu Chi Kaiとコラボした究極のステートメントピース。発光するサファイアマイクロチューブがムーブメントとフランジに組み込まれ、ブラックライトで多彩な発光を見せる。また、ルミサント加工が施されたストラップも、暗闇でグリーンに発光する。
ロジェ・デュブイ「エクカリバー ブラックライト」
自動巻き(Cal.RD820SQ)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。ジュネーブシール取得。18KWGケース(直径42mm)。30m防水。世界限定8本。1290万円(税別)。
ゴールドブレスの「エクカリバー ブラックライト」



自動巻き(Cal.RD820SQ)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。ジュネーブシール取得。18KPGケース(直径42mm)。ベゼルに60個のカラーストーン。30m防水。世界限定28本。1400万円(税別)
 「エクカリバー ブラックライト」には18KPGの限定モデルも用意された。こちらもブラックライトを当てると、ムーブメントとフランジのサファイアマイクロチューブが発光する。加えてベゼルには60個のカラーストンが配され、豪華さが倍増している。



エクカリバー ブラックライト
世界限定28本の18KPGモデル。サファイアマイクロチューブは写真のようにあらかじめ着色されており、日中でもカラフルな印象が強い。こちらもブラックライトを浴びると狂ったように発光する。