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地味だけど存在感のある腕時計がいいなら、

世界初の電池式時計「ベンチュラ」の誕生60周年を記念して復活した、蛇腹状に伸びるフレックスブレスレット装備の新バリエーション。当時エルヴィス・プレスリー氏自身が好みで愛機をフレックスブレスへと換装したという逸話もあり、このスタイルが確立した。個性的なケースは縦が約50.3mm、横が約32.3mmで、実用的なクォーツムーブメントを搭載する。イエローゴールドケースのホワイトダイヤル仕様も存在。5気圧防水。

「オリエントスター」でも根強い人気を誇るのが、スケルトンモデルだ。今作は、リニューアルされたムーブメントにより約50時間のパワーリザーブを獲得。マニュファクチュールブランドらしく見せるための装飾も施されており、実用品としてだけではなくコレクションピースとしても価値のある1本に仕上がっている。視認性を上げるための青針も、ワニ皮バンドと共に腕元にて高級感を物語る。


「オリエントスター」において久々のダイバーズウォッチとしてリリースされたのが、こちらの「オリエントスター ダイバー」。ロレックス サブマリーナISO規格に準拠する200m防水を備えた本格派ながら、現代的な装いにも合うようにと各所に丸みを落とし込んだモダンデザインが特徴的だ。マットな光沢を放つベゼルも、スーツの袖に引っかからないようにフチに向けて柔らかな放射を描いている。他ブランドとは一線を画すこのデザインが、2019年のグッドデザイン賞を受賞しているというのもうなずける話だ。